復縁に3度失敗、彼への執着を断ち切れない
今回の相談者・法子さん(仮名、37歳)は、交際1年の彼(37歳)から別れを切り出され、深い悲しみの中にいました。
彼に何度も聞いているのですが、それ以上はハッキリ答えてくれず、『ごめんね』としか言ってくれません……」 木村「『理由に納得がいかないから、いまだにあきらめがつかない』ということですね」 法子さん「(うなずきながら)彼との交際はたった1年間でしたが、毎週いろいろな店を食べ歩いていたし、4回も1泊旅行しましたし、とにかく思い出が多いんですよ。
それができなければ、彼が『別れたい』と思った法子さんのままであり、復縁のチャンスは限りなくゼロに近いという事実から目をそむけないようにしましょう」 法子さん「(少し反論するように)だって、その彼が『別れたい』と思った理由が分からないんだから、変わるも何もないと思うんですけど」 木村「法子さんは、理由に救いを求めようとしていて、『それさえ何とかすれば、すぐにでも復縁できるのではないか』と思い込んでいますよね。
“婚活アレルギー”に陥る可能性も 木村「法子さんには結婚願望があるんですよね?」 法子さん「(うなずきながら)そりゃあこの年なので、『いい人がいればいつでも』とは思っています。
よく『失恋を乗り越えるために、婚活に励んでいます』という女性を見かけますが、過半数の人が『うまくいかなくてつらい』と言いますし、最終的には『もう二度とやりたくない』と思ってしまいますから」 法子さん「それはいい人と出会えないからですか?」 木村「彼のことを引きずったままの婚活では、誰と会っても“いい人”とは思えないですよね。
今の法子さんは、“別れたことで彼の評価が上がり、その他の男性の評価が下がる”という誰も得をしないアンフェアな心理状態なんですよ」 法子さん「(うなずきながら)私もこの半年間で何度か出会いがありましたが、彼と比べて『違うな』と思ってばかりでしたね」 木村「婚活の場に行くなど、『自分なりに努力しているのに、結果が伴わない』時期が長くなるにつれて、徐々に心がすさんでいきます。
今回のテーマは、復縁を実現させる方法、復縁をあきらめる方法。
復縁を目指すときに欠かせないのは、「なぜ別れたのか?」という理由よりも、“一定以上の時間”と“内外両面で変わる”こと。
恋人のことを本気で忘れたいのであれば、さまざまな角度からのアプローチが得策。
http://www.yomiuri.co.jp/otona/partner/love/20140910-OYT8T50235.html
復縁を成功させるにあたり、別れの本当の理由を追究することはとても大切です。
別れ際に恋人が言った言葉が本当の理由である可能性は思っている以上に低く、実は別の原因があって別れを伝えた…という話は良くあります。
復縁屋の調査でも別れの原因についてはしっかりと調べますが、誤解してほしくないのは原因を聞いてそれを改善したからすぐに復縁できるというわけではありません。
なぜなら、大きな原因は調査で明らかになった理由なのですが、それだけが別れの原因ではないからです。他の細かい原因を全てクリアにしていく事であなた自身も魅力的に変化しますし、復縁の可能性も上がるのです。
つまり復縁において、これさえ変えれば復縁できるということはあまり無いと考えておきましょう。
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